ドメスティックバイオレンスの被害に悩む人は世の中にたくさんいます。
警察に寄せられる相談件数は年々増え続け、また、その相談件数とは、実際に起こっているドメスティックバイオレンスの氷山の一角と言えるでしょう。

誰にも相談できずに、相手から暴力を受ける日々におびえて暮らしている人はたくさんいます。

ドメスティックバイオレンスとは、配偶者との間で行われている暴力だけではなく、親から子、子から親、兄弟間のほか、内縁関係などといった家族内で行われるものです。

ドメスティックバイオレンスと言うと、暴力(身体的・精神的なものを含む)を想像しますが、そのほかに、外出することや、外との連絡をとれなくするなどといった社会的に隔離してしまうことや、家に収入を入れないなどといった経済的なものなどいろいろあります。

ドメスティックバイオレンスで気をつけなくてはいけないのは、被害者が、誰かに言うと、「何かひどい目にあわされる」と、誰にも相談できずにいたり、他の人間が気付いても、被害者が「でも、後ですごく優しくなるのよ」と言って相手を擁護することです。

誰にも言えないでいると、どんどんドメスティックバイオレンスはひどくなっていきます。

相手に危害を加えた後だけ異常なほどに優しくなるのは、典型的なドメスティックバイオレンスの症例です。

加害者は本人も気付かないうちに暴力と優しくすることを繰り返すことによって被害者を精神的にも縛り付けているのです。

社会はそういったドメスティックバイオレンスに悩まされている被害者をもっと理解し、守っていく必要があります。

ドメスティックバイオレンス(DV)は、家庭内暴力のことで、家族(両親や兄弟、配偶者親戚、内縁関係など)から暴力を受けることを指します。

ドメスティックバイオレンスは、一般的には女性が男性から受けるものと思われがちですが、実際には、男性が女性から受けていることも多いようです。

しかし実際に被害を出してもあしらわれたり、逆に「あなたに非があるからではないか」などと追い詰められたりと言った仕打ちを受けることもあったそうです。

ドメスティックバイオレンスは、男性から女性に被害を与えるケースの方が多いようですが、女性から男性へ弊害を与えるケースも最近は注目されるようになってきています。

特に女性が加害者になる場合、男性と違って凶器を用いるケースが多く、非常に危険です。

ドメスティックバイオレンスの被害を出さない人たちの中には、虐待の合間に一瞬見せる相手の優しさ(反省の言葉を言ってきたり、傷の手当てをしてくれたり)に「この人は本当はこんなにやさしいのだ」などと勘違いして、一瞬の優しさのためだけに相手を許してしまい、かばったりしているケースも多いのです。
したがって、第三者が加害者を責めると、加害者をかばうケースも多いのです。

ドメスティックバイオレンスの被害相談件数は、年を追うごとに増加の一途をたどっており、核家族と言う夫婦二人だけないし、夫婦と子供だけと言う閉鎖された居住空間もこのドメスティックバイオレンスを増やす引き金になっている可能性は否めません。